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研究ブログ【コラム】#347

こらむ・マグロ所長

ネット通信の環境が変わっていきそうです。何処にいてもネットが使える。

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ネット通信の環境が変わっていきそうです。何処にいてもネットが使える。

 

 

 

どうも、こんにちは。

 

 

 

マグロ所長です。

 

 

 

小型人工衛星を多数打ち上げて世界中をインターネットで結ぶサービスが本格化しようしています。世界ではまだまだインターネットが接続できない地域が半分以上あります。

 

 

 

米スペースXや英ワンウェブは着々と衛星打ち上げを進め、本格的なサービス開始は間近です。衛星を利用したネット接続サービスは単に世界の隅々までカバーできるだけでなく、海底ケーブルなど既存インフラからサイバースペースの主役を奪う可能性を秘めています。

 

 

 

スペースXが展開する衛星インターネットサービス「スターリンク」は、すでに1000機を超える小型衛星を打ち上げて北米などで試験サービスを開始、日本でもKDDIと提携して実証試験に乗り出しています。

 

 

 

ワンウェブもロシアのロケットで続々と衛星を打ち上げています。米国とならぶ宇宙大国を目指す中国でも、同様のサービスを展開しようとする企業が急速にビジネスを立ち上げようとしています。

 

 

 

こうした数千機から数万機の小型衛星を打ちあげてネットワークを構築、世界全体にくまなくネット接続サービスを展開するビジネスは、宇宙ビジネスでも注目の分野です。スペース事業で一番お金が掛けられているといっても過言ではないでしょう。

 

 

 

これまでも人工衛星を使ったネット接続のサービスは存在したが、スペースXなどのサービスは多くの衛星を地球に近い軌道で飛ばすため、従来より飛躍的に通信速度が高速化するのが特徴です。

 

 

 

社会のデジタル化が急速に進行するなかで、世界の人口の半分はまだ高速のネット接続を利用できないと言われています。

 

 

 

ネットに接続できる人がまだ世界の半分いると思うとかなり大きな商圏になりますよね。今までは獲得できないお客さんが増えるんです。アマゾン、ネットフリックス、アップル、サブスクリプションの企業は力を入れます。

 

 

 

こうした衛星ネットのサービスは、既存の光ケーブルや無線接続でカバーできない地域まで高速ネット接続を行き渡らせる切り札になると期待されていますね。

 

 

 

海底ケーブルをはじめとする既存インフラから主役の座を奪い、サイバー覇権のゲームチェンジを引き起こす可能性もあります。

 

 

 

理論的には距離が3000キロメートルを超えると、従来の光海底ケーブルを使った接続よりも衛星ネットを使った方が遅延時間は小さいようです。

 

 

 

大西洋を挟んだロンドン~ニューヨーク間は約5500キロメートルあり、衛星接続の方が遅れが少なくてすむ計算に遅れといってもわずかに100分の1秒程度の時間差しかないが、一刻一秒を争う金融などの分野では決定的な差になりかねず、ユーザーが海底ケーブルから衛星ネットにシフトする可能性は否定できません。

 

 

 

今後もこのようなことで話がでてきますが値段次第ですね。

 

 

 

まだまだ人工衛星の打ち上げでもお金はかかりますが以前と比較しても安いので増えてくるでしょう。

 

 

 

以上、マグロでした。

 

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