こらむ 研究ブログ【コラム】#337 こらむ・マグロ所長 FBの決算もでてきました。ITの決算は? こらむ FBの決算もでてきました。ITの決算は? どうも、こんにちは。 マグロ所長です。 米フェイスブックが25日に発表した2021年7~9月期決算は、売上高が前年同期比35%増の290億1000万ドル(約3兆3000億円)、純利益が17%増の91億9400万ドルでした。 消費者の安全を軽視しているなどといった企業体質への批判が高まるなか、主力のインターネット広告事業は拡大を続けています。 1株利益は3.22ドル(前年同期は2.71ドル)でした。米アップルによる規制強化などの影響により売上高は増加率が4~6月期の56%から鈍化して市場予想に届かないということになってしまいました。 一方で1株利益は予想を上回り、25日の米株式市場の時間外取引で株価は一時、同日終値より3%超上昇しました。 株の方では少しわかりにくい動きになりましたね。米国では9月中旬から、元社員が持ち出した内部文書に基づく同社の企業体質や管理体制に関する報道が始まり、批判が高まっていました。 25日の決算説明会でマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は一連の報道について「文書から都合のいいところだけ抜き出し、当社の姿を不正確に描こうとする協調的な行動だ」と反発しています。 そのうえで投稿の管理などを担当する社員が4万人にのぼり、21年だけで50億ドルを費やしていると説明しました。 業界でももっとも先進的な取り組み」と主張し、何十億人もの利用者が交流や事業の成長のために同社のサービスを使い続けていると述べています。 9月時点の月間利用者は29億1000万人となり、3カ月前より1500万人増えています。 地域別では「その他」を除く北米、欧州、アジア太平洋でそろって増え、画像共有アプリ「インスタグラム」などを含むグループ全体のサービスの月間利用者は35億8000万世界の半分ですね。 売上高の97%以上を占めるネット広告は、アップルがiPhoneなどでプライバシー保護策を強め、収益への逆風になるとの見方が浮上しています。同日示した10~12月期の売上高の見通しは315億~340億ドルで、市場予想(348億9000万ドル)の中央値を下回っている点だけが少し不安ですね。 同社は仮想現実(VR)などの技術を活用し、利用者が仮想空間で交流したり遊んだりできる「メタバース」の構築を成長戦略の柱にオキュラスクエストの生産で頑張っています。 25日には10~12月期から同事業を担当する「フェイスブック・リアリティー・ラボ」の事業を個別に開示すると説明し、同事業への投資により、21年の営業利益を約100億ドル押し下げると説明しました。 フェイスブックは新しい分野へしっかりと舵を切っていますが今後のVRがどのくらい貢献されるのかが不安ですね。 以上、マグロでした。 Twitterで最新情報や新規ブログニュース情報を発信しています。 フォローして頂けると励みになりますので、宜しくお願い致します。 Twitter Tweets by bdizYEnbtpyZJy3 研究ブログ【国内相場】#234 研究ブログ【コラム】#338