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研究ブログ【コラム】#333

こらむ・マグロ所長

テスラの決算がありますた。いい感じですね。WHY?

こらむ

 

 

 

テスラの決算がありますた。いい感じですね。WHY?

 

 

 

どうも、こんにちは。

 

 

 

マグロ所長です。

 

 

 

半導体不足が自動車業界の足かせとなるなか、米テスラが好業績を維持しています。20日に発表した2021年7~9月期決算は売上高と利益がともに過去最高となりました。

 

 

 

自動運転用の人工知能(AI)や専用半導体を自社で設計・開発できるソフトウエア人材の厚みが、危機下で強さを発揮しました。

 

 

 

2021年7~9月期決算は売上高が前年同期比57%増の137億5700万ドル(約1兆5700億円)、純利益は4.9倍の16億1800万ドルです。

 

 

 

自動車大手が危機的な半導体不足に苦しむなかソフトウエア上の工夫と代替品の採用などによってしのぎ、売上高と純利益はそろって四半期ベースで過去最高を達成したわけです。

 

 

 

テスラは欠品した半導体についてはソフトを書き換えるなどの工夫によって代替品に置き換えていると説明しています。

 

 

 

7~9月期の電気自動車(EV)の販売台数は前年同期比73%増の24万1391台、生産台数は64%増の23万7823台です。

 

 

 

自動車大手に比べると車種数や生産台数はもともと少なく、半導体の供給制約の影響は限られたもようです。

 

 

 

5月頃に一時緩和していた北米の自動車産業における半導体不足は8月頃から再び深刻になっています。マレーシアで半導体関連工場が新型コロナウイルスの感染対策のために操業を一時停止したのが主な要因です。

 

 

 

東南アジアでの半導体や工場が止まっていますもんね。

 

 

 

米ゼネラル・モーターズ(GM)の7~9月の米国販売台数は33%減の約44万台に落ち込んでいます。

 

 

 

米中で生産する小型電気自動車(EV)「モデル3」などの比率が高まったことで平均販売単価は前年同期比6%下落したが、それを上回るコスト削減で利幅を大きくしています。

 

 

 

営業利益率ですが、自動車業界で高収益の目安とされる10%を安定して上回るようになりました。

 

 

 

EVはガソリン車に比べ1台あたり3~5倍の半導体を使うとされ、株式市場は半導体不足はテスラにも影響すると見込んでいました。同社が10月2日に7~9月期の生産・販売実績(速報値)が過去最高を更新したと発表した際には、減速を見越していた機関投資家から驚きの声がでています。

 

 

 

テスラは自動運転のソフトを開発するだけでなく、米アップルの技術者を引き抜いて専用半導体を自社で開発するなどしていました。自動車業界で半導体不足が深刻になった4~6月にはイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が自ら深夜までサプライヤーと連絡を取り合い、代替品の調達を指揮。

 

 

 

制御機器の半導体を入れ替える場合にはソフトの書き換えや安全性の試験など膨大な作業が生じるが、スタートアップならではのスピード感で乗り切ったわけです。

 

 

 

年内にはドイツのベルリンと米南部テキサス州オースティンの郊外でそれぞれ新たな完成車工場が稼働を予定しています。

 

 

 

ピックアップトラック型EV「サイバートラック」などの新型車の量産開始も控え、サプライチェーンの複雑さは増す一方です。

 

 

 

以上、マグロでした。

 

 

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