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研究ブログ【コラム】#317

こらむ・マグロ所長

データセンターですが、国内勢、海外勢と頑張っています

こらむ

 

 

 

データセンターですが、国内勢、海外勢と頑張っています

 

 

 

どうも、こんにちは。

 

 

 

マグロ所長です。

 

 

 

さて、コロナ下でも動画配信や通販などネットサービスの利用が伸びていることを受けて、国内でデータセンターの建設が相次いでいます。

 

 

 

勢いがあるのは世界最大手の米エクイニクスなど外資系で、国内のIT(情報技術)企業や通信企業がライバルですがエクイニクスがすごいです。

 

 

 

調査会社のIDCジャパンによると国内のデータセンターは600カ所を上回るそうです。

 

 

 

新設や増設が進んでおり、データセンター運営企業が建物や設備にかける投資額は2020年に前年比64%増の1642億円と大きく伸びています。

 

 

 

21年も同4%増の約1710億円になる見込見です。

 

 

 

国内のデータセンターの延べ床面積は20年で245万7600平方メートルだったが、25年には約340万平方メートルに増加する見通しです。

 

 

 

米アマゾンウェブサービスや米マイクロソフトなどクラウドサービスを展開する企業の需要がブームを下支えしていくでしょう。

 

 

 

ラウド事業者は自社サービスの顧客の増加に伴って、サーバーなどを増強していくわけですね。

 

 

 

データセンター運営企業からフロアごとなど大口でスペースを借りたり、不動産企業が所有する施設を借りたりします。

 

 

 

特に引き合いが強いのが、サーバー室の面積が5000平方メートル以上で供給電力量が多い「ハイパースケール」と呼ばれる大規模施設です。

 

 

 

20年段階では国内のデータセンターの1割強(延べ床面積ベース)だったハイパースケールの割合は、25年には約3割に達する見込みです。

 

 

 

国内のデータセンター運営には様々な企業が参入している。専業ではセコム(9735)系のアット東京(東京・江東)やさくらインターネット(3778)、ソフトバンク(9434)系のIDCフロンティア(東京・千代田)などがある。エクイニクスなど外資系の専業企業も日本で積極展開しています。

 

 

 

エクイニクスは3月に千葉県に国内最大級のデータセンターを開設し、最終的にはサーバー室を約1万7300平方メートルに拡張します。

 

 

 

エクイニクスの20年12月期の売上高は59億ドル(約6600億円)で20年以上、増収を続けています。

 

 

 

データセンターの世界的な増設への期待から19年初めに353ドルだった株価は21年9月に880ドルを超えました。

 

 

 

データセンターの電力消費で発生する二酸化炭素(CO2)の排出量を抑えるため、再生可能エネルギーの活用もでています。

 

 

 

野村総合研究所(4307)は30年までにDCで使用する電力の7割を再生可能エネルギーで賄う方針です。

 

 

 

施設の屋根に設置した太陽光発電や冬場の冷たい外気を空調に利用するなどの工夫も施し、省電力化を実現するということで今後も脱炭素の中でデータセンターも進化していきますね。

 

 

 

以上、マグロでした。

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