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研究ブログ【コラム】#293

こらむ・マグロ所長

アップルのアプリの課金見直し 判決いかに?

こらむ

 

 

 

アップルのアプリの課金見直し 判決いかに?

 

 

 

どうも、こんにちは。

 

 

 

マグロ所長です。

 

 

 

人気ゲーム「フォートナイト」の開発元である米エピックゲームズが米アップルのアプリ配信の仕組みを不服として訴えていた裁判で10日、一審の判決がでました。

 

 

 

アップルは心象を良くするために事前にアプリの手数料の減額などの対応を見せていてなんとかしようとしています。そのなんとかは全文向こうの対象にしないためですね。

 

 

 

米連邦地裁はアップルが独占企業であるとは認定しなかったものの、同社のアプリ課金ルールが反競争的だとして見直しを求める命令を出しました。

 

 

 

有料アプリから手数料を得るアップルのビジネスモデルに打撃となる可能性があります。

 

 

 

アップルは日本の公正取引委員会と書籍や音楽、動画アプリについて15~30%の手数料を回避しやすくすることで合意したが、アプリ売上高の約7割を占めるゲームについては合意の対象外となっていたそうです。

 

 

 

アプリについてゲームが今はとても多いですからね。その中でゲームについても判決では手数料を下げろということですね。

 

 

 

米カリフォルニア州の連邦地裁のロジャース判事は10日付の判決文のなかで、アップルとエピックの訴訟で対象とした市場の範囲をスマートフォンなど幅広いモバイル端末で売買される「デジタルモバイルゲーム取引」と定義しています。

 

 

 

その上で「アップルが連邦または州の反トラスト法(独占禁止法)のもとで独占企業であると結論づけることはできない」と述べています。

 

 

 

エピックだけですからね、問題になっているのは。他の企業からは発言がでているかはわかりませんが現時点ではないですもんね。

 

 

 

一方で同判事はアップルがアプリ開発者に対し、アプリの中に外部リンクなどを埋め込んでアップル以外の課金方法に消費者を誘導することを禁じる規約などを問題視しされているとのことです。

 

 

 

米メディアによると、アップルは訴訟で争われた10項目のうち9項目で自社に有利な判決を引き出すことに成功しました。ただ、同社がロジャース判事の命令を受け入れれば、「iPhone」をはじめとするアップル製品向けの有料アプリの開発者はアップルによる配信手数料を回避しやすくなります。

 

 

 

アップルは10日付の声明の中で「本日、裁判所はアップストアが独占禁止法に違反していないという、我々がずっと前から知っていたことを確認した」と述べ、判決に一定の理解を示しました。

 

 

 

アップルに対しアプリ配信市場そのものの開放を求めていたエピックのティム・スウィーニー最高経営責任者(CEO)は10日、ツイッターに「きょうの判決は開発者にとっても消費者にとっても勝利ではない」と投稿、アップルの戦略は強かったということですね。

 

 

 

控訴するということなのでまだまだ続きそうです。

 

 

 

以上、マグロでした。

 

 

 

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