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研究ブログ【コラム】#287

こらむ・マグロ所長

自動車の国際展示がスタートしました。IN ドイツ

どうも、こんにちは。

 

 

 

マグロ所長です。

 

 

 

ドイツで6日、ミュンヘン国際自動車ショーが始まります。東京や米デトロイトなどと並ぶ「世界5大モーターショー」の一つで、前回2019年までのフランクフルトから70年ぶりに開催地を変更しました。

 

 

 

欧州連合(EU)の欧州委員会は35年にガソリン車やハイブリッド車(HV)の事実上の販売禁止で話しています。欧州メーカーを中心に自動車各社が電気自動車(EV)へのシフトを加速するための最新車種や技術を披露することになりそうです。

 

 

 

6日に報道向け公開が始まり、7日には26日の総選挙後に退任するメルケル首相が正式な開会を宣言します。

 

 

 

一般公開は12日までで、新型コロナウイルスの感染拡大後、欧米で開かれる最初の主要モーターショーです。

 

 

 

近年のモーターショーの例に漏れず、ミュンヘンでの主役はEVです。欧州委が7月、35年に新車の二酸化炭素(CO2)排出をゼロとする規制案を発表。実現への現実解はEVなどに限られるため、EVへの注目はこれまで以上に高まっているというのが理由です。

 

 

 

独フォルクスワーゲン(VW)は量販EVの戦略車種「ID」シリーズで発売済みの「ID.3」と「ID.4」に次ぐ、「ID.5」を発表する。多目的スポーツ車(SUV)とクーペを組み合わせた車両です。

 

 

 

今回の目玉として価格を抑えた小型EVを世界初公開する可能性です。

 

 

 

傘下の高級車ブランドの独アウディや独ポルシェも今後発売予定のEVを出展します。

 

 

 

7月に30年にもEV専業になると発表した独メルセデス・ベンツは高級車「Eクラス」相当のEV「EQE」を世界初公開しますし、高性能スポーツ車ブランドの「AMG」や、かつて「ゲレンデバーゲン」と呼ばれ世界的にファンの多いSUV「Gクラス」のEV版を発表するみたいです。

 

 

 

地元での開催となる独BMWは、トヨタ自動車の協力を受けて開発した燃料電池車(FCV)「iX5ハイドロジェン」を初公開するほか、EVの新型車も準備しているもようだ。仏ルノーも主力車種「メガーヌ」のEV版を世界初公開します。

 

 

 

これまでの開催と異なり、今回から「モビリティーショー」と定義を広げ、自転車メーカーなど新しい出展企業を呼び込んでいます。郊外にある見本市の主会場とミュンヘン市街地を結ぶ道路で様々なEVや自動運転車などを試乗で切るわけです。

 

 

 

ミュンヘンでも新型コロナの感染者数が再び増加しており、対面での開催を危惧する声は根強いです。実際に市街地での一部のイベントは縮小を余儀なくされ、主催者は来場者にマスク着用を義務付け、主会場への入場者には「3G」と呼ばれる条件を満たすことも求めています。

 

 

 

必要な回数のワクチン接種を完了、コロナに感染し回復、検査で陰性、の3つのうちのいずれかの証明書が必要になります。

 

 

 

それだけ大変ななかでも開催されるのは自動車業界の変革時期だからこそだと思いますね。電気自動車でメーカーはどうなるのか見ものです。

 

 

 

以上、マグロでした。

 

 

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