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研究ブログ【コラム】#277

こらむ・マグロ所長

台湾TSMC、半導体最大20%値上げへ 最終製品にも影響

どうも、こんにちは。

 

 

 

マグロ所長です。

 

 

 

やはりこのニュースが飛び込んできました。半導体大手の台湾積体電路製造(TSMC)が最大20%の値上げを実施することが、25日にわかりました。

 

 

 

同日、台湾の顧客などに通知したそうです。一度の値上げ幅としては、過去最大だそうです。

値上げ幅や時期などの詳細は企業によって異なるようだが、25日に通知を受けた一部企業では、値上げは即日実施もあったそうです。

 

 

 

台湾大手の自由時報など複数メディアが報じています。昨秋から今春にかけても、TSMCなど台湾の半導体大手各社は10%強の値上げを実施してきました。

 

 

 

やはり半導体不足からかなり値上げに踏み切ってきたことを見るともうこれ以上は作れないからこそ値段を釣り上げてきたということと、原材料がかなり高くなってきているかということで考えられますね。

 

 

 

最終製品の価格への影響がかなり出そうですね。もちろんすぐに反映してくるかはわかりませんが確実にその後に影響は出ます。特にハイテク関係ですかね。

 

 

 

半導体を委託している会社は厳しいでしょうか。ただ、エヌビディアではすでに契約を結んでいる以上は問題ないですかね。

 

 

 

TSMCがさらなる値上げに踏み切る理由の一つは収益力の低下懸念もあるかもしれません。

 

 

 

2021~23年の3年間で過去最大の約11兆円の投資を表明しています。本格化する海外展開を前に、利益低下に対する危機感が強まっています。

 

 

 

つまりある程度この半導体の特需でキャッシュをためておきたいということもあるのかもしれないと考察している方もいらっしゃいますね。

 

 

 

21年4~6月期の売上高純利益率は36%と依然高水準を維持するものの、「(新工場を建設中の)米国や(新工場を検討する)日本での生産はコストが非常に高い」と経営陣は指摘しています。

 

 

 

トヨタ自動車など世界の大口需要家は、半導体不足に起因した工場での減産を相次ぎ表明しています。

 

 

 

ちなみに会社でプリウスの新車が納車される予定でしたがまた、半月伸びました。おそらく今後も伸びていきそうです。

 

 

 

担当者の方でも予期せぬことのようでした。実際にトヨタは半導体不足に起因した工場での減産がこの間発表されていましたからね。

 

 

 

TSMCは「最大限の努力はするが、22年まで影響は続く」として緊急の増産対応を実施しており、コスト増を価格に転嫁せざるを得ない事情もあるようです。

 

 

 

世界で半導体の供給量が限られるなかで価格交渉力が高まり、値上げを切り出しやすくなっていることも背景にあります。

 

 

 

やはり、今後もかなり半導体不足でニュースが多いかもしれませんね。

 

 

 

以上、マグロでした。

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