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研究ブログ【コラム】#254

こらむ・マグロ所長

コロナウイルスのワクチンですがモデルナは追加接種必須?

どうも、こんにちは。

 

 

 

マグロ所長です。

 

 

 

今回、コロナウイルスのワクチンでモデルナについてのお話です。職域接種ではモデルナが多く使用されていると聞いています。

 

 

 

その中でこのモデルナのワクチンですが新型コロナウイルスのワクチンについて、有効性を維持するために3回目の追加接種(ブースター接種)が「冬のシーズンを前に必要になる」との見解を示しました。

 

 

 

2回目の接種から6カ月は有効性が9割を上回る一方、6カ月後からインド型(デルタ型)などの変異ウイルスに対する予防効果が低下し始めると指摘しています。

 

 

 

残念ながら、ワクチンの効果が薄まっていくということなので困るわけですね。モデルナが公表した臨床試験(治験)のデータによると、2回目の接種から6カ月間は有効性が93%となるそうです。

 

 

 

感染拡大が深刻となるデルタ型などに対しては、接種後に体内でつくられウイルスの働きを抑える「中和抗体」の量が6カ月後から低下し始めると指摘されています。

 

 

 

つまり、今のデルタ株はそれだけ厄介なわけですね。

 

 

 

治験を進めるブースター接種についての研究結果も併せて公表しています。ブースター候補として従来ワクチン、デルタ型に特化したワクチンなど3種類で治験を進めるが、いずれもデルタ型に対する予防効果を高めることを確認しています。

 

 

 

デルタ株に全く通用しないということでは無いようですね。

 

 

 

スティーブン・ホーグ社長は同日の決算説明会で「ワクチンの有効性は6カ月間維持されるものの、抗体レベルは徐々に低下し、有効性に影響を与える。冬を前にブースター接種が必要になる」と話しています。

 

 

 

ブースター接種を巡っては欧州などが接種に動くなか、世界保健機関(WHO)は公平な供給の観点からブースター接種を9月末まで中止すべきだとの見解を示しています。

 

 

 

残念ながら、ワクチンの接種が世界では全く進んでいません。供給と需要ではまだまだ供給不足ですね。

 

 

 

モデルナが同日発表した2021年4~6月期決算は、売上高が前年同期比65倍の43億ドル(約4790億円)、最終損益が27億ドルの黒字(前年同期は1億1700万ドルの赤字)だった。同期間に新型コロナワクチンを1億9900万回分販売しており、売上高は42億ドルでした。

 

 

 

ここ最近でテスラのようにかなり株価でも順調で2倍位にはなっていますね。

 

 

 

ワクチンは世界50以上の国・地域で緊急使用などが承認されており、21年には8億~10億回分を生産する計画のようですがより必要とする人は増えますし、2回以上接種しなければいけないのでアメリカの人口分くらいしか生産できないということですね。

 

 

 

それを考えるとまだまだ普及は難しいですね。

 

 

 

以上、マグロでした。

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