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研究ブログ【コラム】#251

こらむ・マグロ所長

テスラの特許の数はかなり多いです。

どうも、こんにちは。

 

 

 

マグロ所長です・

 

 

 

米電気自動車(EV)メーカーのテスラが次世代技術の蓄積を進めています。同社が持つ約580の特許を分析したところ、近年は人工知能(AI)関連の特許を集中的に増やしたことがわかっています。

 

 

 

電池の熱制御についても他社にない独自の特許を取得しています。

 

 

 

自動運転などの安全機能を高めつつ、競争力の土台となるEVの性能向上で先手を打つ戦略があるのかそれくらいの特許です。

 

 

 

テスラは大幅改良した旗艦車種の高級セダン「モデルS」の納車を6月に始めています。

最上位モデルは停止状態から時速60マイル(約96キロメートル)に達するまでの時間が1.99秒で市販車最速とのことです。

 

 

 

技術領域ごとに見ると、件数が多いのはEVの性能につながる「電気機械」(281件)やユーザーの操作にも関わる「輸送」(168件)程度あるようです。

 

 

 

特に最近はユーザー体験を高める技術の特許が増えており、18年にはスマートフォン感覚で車を操作できるハンドル向けのシステムを出願しています。

 

 

 

スマホのように指をスライドさせるスワイプやクリックなどのジェスチャーによる操作のほか、平らなのにボタンを押したような感覚になる触覚フィードバック機能などがあるみたいです。

 

 

 

足元でテスラが強化を進めているとみられるのが4位に入った「コンピューター技術」(60件)です。

 

 

 

17年までは毎年10件に満たない出願だったが、18年は18件、19年は17件と「輸送」を上回る勢いで増えています。

 

 

 

自動運転のための機械学習に関する特許が多いようです。本格的にスタートしてきた印象です。トヨタでもそうですが自動運転についてはおそらくどこの会社でもいま増えているのでは無いでしょうか。

 

 

 

AIのエラーを処理する仕組みや自動運転に関する情報を暗号化するための技術の特許なども出願しており、安全セキュリティー対策にも力を入れていることが伺えます。

 

 

 

テスラは、米アップルや大手半導体メーカーで活躍した著名技術者を採用するなど人材面も強化して、自動運転のAIに特化した半導体の開発に着手しています。

 

 

 

9年にはそれまで供給を受けていた米エヌビディアの画像処理半導体(GPU)よりも高性能の車載コンピューター「FSD」を自社開発したと発表し、同年春以降に出荷したすべての車に搭載しています。

 

 

 

FSDは1秒間に144兆回もの演算が可能で、人の手を借りない完全自動運転にも対応可能な演算能力を持つとのことです。9年には自動運転向けにAIを駆使した周囲環境の認識技術に強い米スタートアップのディープスケールを買収しました。

 

 

 

テスラについては技術を強みに今までにない自動車を作り出しています。だからこそ、新しいものに惹かれる人間にはとても興味深いものですね。

 

 

 

以上、マグロでした。

 

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