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研究ブログ【コラム】#238

こらむ・マグロ所長

インテルが自社での生産のために買収を。金を使ってなんとかするんだ。いざゆけ、インテル半導体。

どうも、こんにちは。

 

 

 

マグロ所長です。

 

 

 

さて、面白いことにインテルの半導体ですが買収を決めました。交渉中ですが、導体受託生産世界4位の米グローバルファウンドリーズの買収に向け交渉していることが15日、明らかになりました。

 

 

 

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が関係者の話として報じられているようです。

 

 

 

買収額は約300億ドル(約3兆3000億円)といい、インテルのM&A(合併・買収)では過去最大となる可能性があります。

 

 

 

もちろん単純に交渉が成立しても、独禁法の関係で手続きには時間がかかるでしょうが今回のインテルはそれほど本気で取り組んでいるということでしょうね。

 

 

 

グローバルファウンドリーズは現在、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビの政府系ファンドの傘下にあり、従来は上場を計画していると言う話で有名でした。

 

 

 

WSJは「買収が実現するとは限らず、グローバルファウンドリーズが計画通り新規株式公開(IPO)を進める可能性もあると推測しています。

 

 

 

ただこのような話は実際に起きているからこそ出てきているニュースだとマグロは思います。

 

 

 

何も無ければこんな話も生まれませんので。

 

 

 

グローバルファウンドリーズはインテルとパソコン用の半導体などで競合する米半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)の製造部門を分離して2009年にできたわけです。

 

 

 

AMDの生産部分を奪い取るということですかね。AMDとはいまも半導体の供給契約を結んでおり、WSJは「(ライバルである)インテルによる買収を複雑にする可能性が大いにありますね。

 

 

 

世界の半導体業界では設計・開発と生産の分業が進み、半導体受託生産の市場は拡大の一途をたどっています。

 

 

 

世界的な半導体不足に伴う価格上昇も重なり、台湾の調査会社トレンドフォースによると21年1~3月の上位10社の売上高は前年同期比21%増の約227億ドルとなり、四半期として過去最高を更新しています。

 

 

 

グローバルファウンドリーズは半導体受託生産(21年1~3月)で約5%のシェアを持ち、首位の台湾積体電路製造(TSMC、シェアは55%)と韓国・サムスン電子(同17%)、台湾・聯華電子(UMC、同7%)に次ぐ4番手だということです。

 

 

 

インテルは半導体の設計・開発から生産までを一貫して手掛けてきたが、分業化の流れのなかで競合に押されています。

 

 

 

インテルも実際にTSMCを使うような報道もありますし、変わるでしょうね。

 

 

 

インテルの続報を待ちましょう。。

 

 

 

以上、マグロでした。

 

 

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