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研究ブログ【コラム】#229

こらむ・マグロ所長

アメリカの国家プロジェクトで問題に。どうなるJEDIの戦士

どうも、こんにちは。

 

 

 

マグロ所長です。

 

 

 

さて、今アメリカ政府に訴えを起こした企業があります。有名なアマゾンドットコムです。

 

 

 

なぜか。それは国防のクラウドをどこの会社を導入するのかということで争っていたアマゾン、Microsoftで当時の決定を下したトランプさんに問題があるということです。

 

 

 

情報システム基盤の刷新に向けたクラウドサービスの大型契約を解除し、提案を再募集すると発表しました。

 

 

 

かなり大きい出来事だと思います。これだけの大型契約を再度募集し直すということに加えて契約は解除です。

 

 

 

競争入札で米マイクロソフトに受注をさらわれた米アマゾン・ドット・コムが米政府を相手取った訴えを起こし、システム構築が停滞していました。新たな調達契約では両者に業務を発注する予定だそうです。

 

 

 

同省の情報システムの近代化に向けたクラウド導入プロジェクトは「JEDI」と呼ばれ、契約額は10年間で最大100億ドル(約1兆1000億円)の金額にもなります。

 

 

 

政府からの業務を請け負うことはかなりのお金を稼げるわけです。同じことであればアマゾンは宇宙の分野でスペースXに負けていますよね。

 

 

 

アメリカでは政府から仕事を請け負うことはアメリカが技術力にお墨付きを与えることから、入札結果はクラウドサービス市場全体の競争環境にも影響を与えると見込まれますね。

 

 

 

国防総省は6日付の報道発表資料の中で、クラウドに対する要件の進化などを理由に、「JEDIクラウド契約がもはやニーズを満たさないと判断した」としている。新たに立ち上げる「JWCC」と呼ぶプロジェクトでは複数社と契約するマルチベンダー方式を採用し、同省の要件を満たすことができるアマゾンとマイクロソフトの両社から提案を受け付けるということでした。

 

 

 

実際に大手AI、IT企業が争うということになると面倒ですし、これが一番楽ですよね。

 

 

 

争いもなくなるので。

 

 

 

Microsoftも何年もかかる訴訟を続けるのか、別の道を探すのか選択を国防総省から迫られていたということでした。

 

 

 

同省の決定を尊重するとMicrosoftは発表しています。アマゾンは訴訟を通じて入札結果の再考を促し、クラウド市場での主導権を維持する狙いはうまく成功しました。

 

 

 

結果的には受注できる金額は少なくなるかもしれませんが、国御用達のクラウドという箔が付きますよね。

 

 

 

これからもどこがいいのかということで比較され続ける両者ですが、今後も争いは続きそうです。

 

 

 

以上、マグロでした。

 

 

 

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