こらむ・マグロ所長
Microsoftがいいものつくってるねえ。
どうも、こんにちは。
マグロ所長です。
さて、Microsoftですがいいものを作っています。クラウドの内側ではハードウェアが目覚ましい進化を遂げています。
今回はMicrosoftが行ったイベントで、液浸サーバーというものです。
子の液浸サーバーですがマザーボード全体を液体冷媒の入った水槽に鎮めることでプロセッサーなどを冷却します。同社によれば高密度サーバーを少ない電力で冷却できるだけでなく、サーバーの故障率が下がるそうです。
Microsoftが今回のイベントを行ないましたが、液浸サーバーの内部を満たす液体冷媒はアメリカの3Mが開発したものです。
沸点が摂氏50℃と低いです。そのためプロセッサーなどが発する熱によってすぐ沸騰します。この際の気化熱をサーバー冷却に使用することからMicrosoftはこの冷却手法を二相液浸冷却と呼んでいるそうです。
気化した冷媒は上記となって、上昇し、液浸サーバーの蓋の熱交換器によって
戻り、液浸サーバーのプールに雨のように降り注ぎます。
この際に、冷媒が持っていた熱がサーバー外部に排出される仕組みです。
特徴的なのは液体冷媒の循環にファンやポンプを使用しないことです。一般的な空冷方式や水冷方式では空気や液体などの冷媒をファンやポンプを使ってサーバー外部に送り出すそうです。
Microsoftは液体冷媒は気化すると自然に上昇し、液体に戻ると重力に従って降り注ぎます。
ファンやポンプを使用しないので電力消費が落ちます。その結果、冷却に必要な消費電力を従来型のサーバーと比較して10%前後は削減可能です。
液浸サーバーのメリットは消費電力以外にもあります。
空冷方式に比べてサーバーの密度を高めることが可能です。空冷方式よりも冷却性能が高いからとされています。
Microsoftによれば、サーバーの故障には空気の湿度と酸素が大きな影響与えています。サーバーの内部を空気ではなく液体冷媒で満たすことによって湿度の変動と無縁に也、酸素も排除できるので故障率が低下します。
故障率が減ることはクラウドなどのサーバーが壊れにくくなり、めちゃくちゃ有利になると思います。
日本の場合は地上にたくさん作っていますし、世界でも同様です。Microsoftはこれを水中に作るのはどうだろうかと提案しているわけです。
日本の場合地震が多いので、安全な点から考えるとどちらのほうがいいのでしょうか。安くて、効率がいいのであればMicrosoft式を採用するのは有りだと思いますね。
このご時世でPCは必須ですし、新しい技術を使うためにも変更スべきですね。
以上、マグロでした。