こらむ・マグロ所長
日銀が動きました。残念ながら、日経平均株価はきつくなるかもしれません。
どうも、こんにちは。
マグロ所長です。
日本銀行、日銀ですが3月に決めた政策修正でETFの買い入れに抑制的な姿勢を示していましたが、5月にはついに株式の小幅な売りに転じてきました。
売りについてはいつかどこかで必ず資産圧縮のためにも売りにはくることはわかっています。
ですが、このコロナで回復してきているところで売りに決めたのでしょうか。
量的緩和を続けてきましたが、個別の株の売却については2016年の4月からは続けてきたらしいです。
その中で最近のETFの買いが少なくなっています。
そうなれば買いが多かったので売りが見えていませんでしたが、買いがなくなったので売りが目立つようになってきました。
残念ですが、今後に期待もできるような政策はないですよね。異次元の金融緩和という名目で日銀も頑張ってきました。
ですが、当初の目標であった2%のインフレはどこへ言ったのやらという感じになっています。
それくらい長い期間金融緩和を続けてきましたが難しい相場になっています。
ここに来て、日本相場も30000円という金額をツケてから戻ることがなくなりました。
日銀が売っている、購入しないので買い手が減りました。実質的に海外勢が買うことを期待していましたが、日銀の買いがなくなったので海外も購入することを減らしています。
ちなみに日銀の株式を売却するということについて指針がありました。
原則としては取引市場で売却する、一定の条件を満たせば自社株の買い入れに応じることも可能としています。
取引所での売却は市場の影響を極力回避するため時期の分散に考慮しつつ、2026年3月末までに完了です。
保有するすべての銘柄に付き、概ね均等ペースでの売却を基本とするとしています。
株式市場の状況に応じて売却ペースを調整できる、株価指数が著しく下落した倍位は売却の一時停止もということで原則はありますが判断するのは国民ではなく、これを定めた、日銀なので難しいところですね。
日銀としてもここ最近では年に大規模な買い入れのETFがあります。
日銀が株を売りこした、この5月ですが日経平均株価は47円上昇しています。ある程度相場は織り込んできたのではないかとも言われていますが、まだまだ難しいところですね。
日銀の行動で、日本の相場は特に動くと思っていただければ。だからこその日銀の動きはとても大切になりますね。
以上、マグロでした。