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研究ブログ【コラム】#200

こらむ・マグロ所長

水素は本当に進むのか?なかなかできない水素ステーション

どうも、こんにちは。

 

 

 

マグロ所長です。

 

 

 

さて、いろんな記事にもしていますが脱炭素社会で世界がクリーンになっています。水素の有効活用にといろいろと模索をしていますが実現にはなかなか見通しが難しいですね。

 

 

 

水素ステーションの建設費、運営費という面でかなりコストが掛かっているようです。

 

 

 

運営費というところがかなり巨額なコストみたいですね。

 

 

 

水素はかなりクリーンなエネルギーとして見られています。二酸化炭素を排出しない素晴らしいものだと当時は言われていましたが費用の面で折り合いがつかなかった感じですよね。

 

 

 

というのも当時でミライというトヨタの車の値段が数千万円していた記憶があります。

 

 

 

現在の価格で1千万円を切った感じだったかと思いますが、燃料を補給するところがないというのがかなり大変なようです。

 

 

 

当時も電気自動車の話は出ていましたが充電するのが限られていたので日本でもなかなか普及しないというのは有りました。

 

 

 

素晴らしい商品が誕生してもインフラが構築されていないとなかなか難しいというところですね。

 

 

 

水素ステーションは1ヶ所あたり4億円の建設費だそうです。日経新聞でインタビューが出ていました。

 

 

 

さらに内訳としては、水素圧縮機が0.6億円、蓄圧器が0.6億円、プレクーラー(冷媒製造設備)が0.2億円、ディスペンサー(充填設備)が0.2億円、その他工事費が1.7億円となっており、ここまでで計3.3億円です。

 

 

 

大変ですね。1ヶ所でこれです。全国に建設しようと思うと国が絡んでこないと無理ですね。

 

 

 

さらに予算もある程度ないと難しいでしょう。

 

 

 

全国に建設しようとしてせめて県庁所在地、その次の大都市に奥としても2ヶ所で、さらに予備で2ヶ所としても1件あたり4億円で47都道府県で600億円近くはかかりますね。

 

 

 

さらに建設費だけでしたがここから維持費を見ていかないといけません。現時点ではそれに合うような技術が確立されていないわけです。

 

 

 

最近では運営費の削減に向けて同業界が急ピッチで進めているのは、遠隔監視による『無人セルフ』充填です。20年の規制緩和によって無人セルフでの水素充填が可能になり、『有人セルフ』が限度の給油所よりも人手を減らせる可能性が高まりました。

 

 

 

まだ、これからという感じです。

 

 

 

ただこれが確立されればEV、水素とかなり普及を早めるでしょう。

 

 

 

脱炭素社会に向けては自動車の変革はとても大きいです。変わっていくのに毎日では気づきませんが歴史的には大きな転換点なのかもしれませんね。

 

 

 

以上、マグロでした。

 

 

 

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