こらむ・マグロ所長
どうも、こんにちは。
マグロ所長です。
半導体のトップであるサムスン電子ですが、このサムスンの半導体において利益率においてサムスン電子が抜かれました。
というのはサムスン電子が営業利益率として18%程度です。アメリカのマイクロテクノロジーでは20%に達します。
つまりサムスン電子が半導体事業で収益力が低下してきているということです。
それでもサムスン電子はテキサス州の工場の停止が響いた形です。
寒波による停電のせいで稼働停止が続いていたみたいです。それだけでは無いという意見もあります。
それは売上高5兆円、世界シェア4割を誇る半導体メモリーの競争力がジリジリ低下しているみたいです。
サムスンに対して出てきているのが先程のマイクロテクノロジーです。
マイクロテクノロジーでは半導体の回路線幅15ナノメートルの最先端DRAMの量産技術でサムスンを追い上げています。
NAND型フラッシュメモリーではサムスンに咲きあげてメモリー素子を縦方向に積み上げる最先端176層の量産を始めました。
サムスン電子は高収益の仕組みには投資調整という背景がありました。
需給が緩み始めると設備投資を調整して、需給バランスを保つ手法でした。最先端商品を独占供給し圧倒的なシェアを握るサムスン電子だけができる独占している会社ができる手法でした。
マイクロテクノロジーの技術向上でシェア争奪戦に突入すればNANDに比べて安定的なDRAMの市況が崩れやすくなります。
実際にサムスンのDRAMのシェアは低下しています。そしてマイクロテクノロジーでは上昇しています。
サムスン電子にとって営業利益の過半を稼ぎ続けてきた半導体の事業は収益の源泉でしたが今後難しくなるかもしれません。そうなればほかへの投資が薄くなり、成長率が下がっていく可能性があります。
他のライバルも多く、半導体ではファンドリーの会社であるTSMCがここ最近ではかなり投資金額もかけているのでこれからの伸びも期待できます。
またサムスン電子の競争力が落ちてきているという指摘もあるので問題としては今後の半導体メモリーの売れ行きは注目です。
営業利益率だけでいえば、工場を持たないエヌビディアでは営業利益率が50%を超えるようなときもありました。
それだけめちゃくちゃすごいです。実際にファブレスメーカーはとても多いと思いますね。
今後も半導体ではどこがトップ化の話題は出てきています。今はサムスン電子ですがここから台湾、中国にながれてもおかしくないですね。
以上、マグロでした。