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研究ブログ【コラム】#176

こらむ・マグロ所長

為替 なぜ動くのか。円安、円高。

 

どうも、こんにちは。

 

 

 

マグロ所長です。

 

 

 

前回の続きですがなぜ、為替は円安、円高という形で動くのでしょうか。要因がいくつもあります。

 

 

 

ここ最近円が動いている要因絡みていきましょう。

 

 

 

円安とは前回お伝えしたようにドルに対して価値が安くなっているということでドルに対して円が安いから円安です。

 

 

 

最近ではアメリカの長期金利が問題になっています。長期金利は国の長期債権の利回りです。

 

 

 

長期金利ですがアメリカのほうが数値が高いんですね。アメリカは1.6%台です。日本は0.08%です。つまり債券ではアメリカのほうが人気なんですよね。先進国で債券のデフォルトの可能性も低いのでリスクが低くいいんですよね。

 

 

 

そうなるとアメリカの長期金利が上がればドルが買われるので円の価値が下がり、円安になるわけです。

 

 

 

そうなれば円安ということで動きますね。長期金利も一つの要因です。

 

 

 

それ以外には、企業の為替利用時にも起こりえます。

 

 

 

というのは輸出企業、輸入企業それぞれあると思いますが外国に販売する際にはドルにて通過の決済を行ないますよね。

 

 

 

日本円を一旦売り、ドルを購入します。その結果は円安、ドル高という関係になります。

 

 

 

これはそこまで為替を動かすものではありませんが要因の一つです。

 

 

 

似たような形で日本へ投資をしていた世界各国の投資家が仮に日本からお金を引き上げる際には円を売らなければいけません。その際には円安、ドル高となりますね。

 

 

 

では、円高になる要因ですがここはよく起こることとして、有事の際には円を買うという流れです。

 

 

 

有事の際にというのは例えば日本では北朝鮮がミサイルを飛ばしたとかですね。

 

 

 

このときは世界的にリスクが高まっているときです。その際にはリスクを小さく取る流れになります。

 

 

 

その際に信用力が高く、数値が低い国にお金を入れる流れが過去からあります。

 

 

 

その国が日本です。昔であればドイツのマルクという通貨でしたが今では日本、スイスも多いですね。

 

 

 

比較的に円高になりやすい傾向だと思います。今後ですが円高円安についてですが基本的にアメリカ中心である以上、アメリカの情勢でかなり変わります。

 

 

 

日本の状況よりもアメリカの状況で簡単にひっくり返ることが多いと思いますね。

 

 

 

世界的には日本は信用力が高く、安全な国という印象が強いので有事の際には円に買いが集まるのでしょう。

 

 

 

最近ではアメリカがかなり調子がいいので、円安トレンドであると見ています。

 

 

 

簡単にアメリカのドルが売られるような状況下では今はないと思います。

 

 

 

だからこそ、日本の円よりも通貨の価値としてはアメリカのほうが景気がいいので高いはずです。

 

 

 

明日以降も日本がめちゃくちゃ景気が良いということがなければ、円高にはなりにくいでしょう。

 

 

 

基本的には待ち体制です。

 

 

 

為替については基本的には国の情勢で変わりますのでニュースが特に大切だと思います。

 

 

 

以上、マグロでした。

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