1. HOME
  2. 研究ブログ
  3. こらむ
  4. 研究ブログ【コラム】#367

研究ブログ

様々な相場情報や関連記事

こらむ

研究ブログ【コラム】#367

こらむ・マグロ所長

サムスンも米国に半導体工場を新設して、ご機嫌伺いです。

こらむ

 

 

 

サムスンも米国に半導体工場を新設して、ご機嫌伺いです。

 

 

 

どうも、こんにちは。

 

 

 

マグロ所長です。

 

 

 

韓国サムスン電子は24日、米テキサス州に最先端の半導体工場を建設すると発表しました。170億ドル(約1兆9500億円)を投じて2024年下半期の稼働を目指しています。

 

 

 

半導体受託生産の専用工場とし、先端品を韓米で量産して同業界でトップを走る台湾積体電路製造(TSMC)を追いかける形ですね。

 

 

 

実際に、TSMCはトップを走っているわけですが最先端の半導体を圧倒的生産によって他との差がかなり開いています。

 

 

 

サムスンは5月に米国で先端半導体の工場新設を表明しており、建設地の選定を進めてきました。米政府の補助金や自治体のインフラ整備などの条件を勘案してテキサス州テイラーに決定しました。

 

 

 

30キロほど離れたオースティンの既存工場から技術者を派遣できるなど地の利も生きると判断しています。

 

 

 

テキサス州は法人税がないですもんね。

 

 

 

22年上半期に着工する。サムスンは「新工場では先端工程が適用される」としており、半導体性能を左右する回路線幅で3ナノ(ナノは10億分の1)メートルの次世代品を生産するとみられます。

 

 

 

サムスンが現在量産する最先端は5ナノ品。22年に韓国内工場で3ナノ品の生産を始める予定で、新工場でも同性能の半導体を量産する見通しです。

 

 

 

サムスンにとって半導体回路を形成する「前工程工場」の新設は17年に稼働した韓国平沢(ピョンテク)工場以来で、6カ所目となります。

 

 

 

新工場が稼働すれば、韓国3カ所、米国2カ所、中国1カ所の生産体制となるそうです。

 

 

 

テキサス州のアボット知事はサムスンの発表を受けて記者会見を開き、「2000人以上の雇用を生み、テキサス州での外国資本による最大の投資だ」と歓迎したそうです。

 

 

 

米国はクアルコムやザイリンクスなどファブレス(工場を持たない)半導体メーカーが多く、グーグルやアマゾン・ドット・コムなど新たに自前の半導体設計を始めたIT(情報技術)大手も有望顧客となりますね。

 

 

 

ただ、サムスンに出すのかTSMC、インテル競合他社はありますのでそこだけどうするのかというところです。

 

 

 

サムスントップの李在鎔(イ・ジェヨン)副会長が米国出張し、政府関係者らと会談して半導体の米国生産に支給される補助金について協議米政府は半導体業界へ計520億ドル(約6兆円)の補助金を拠出する方針です。

 

 

 

受託生産でトップを走るTSMCも「半導体復権」を目指す米政府の要請を受けてアリゾナ州で半導体工場の建設を進めています。

 

 

 

ただ競合となる米インテルが外国企業への補助金支出に反対姿勢を強めており、サムスンが予定通り補助金を受け取れるか不透明な面も残るということです。

 

 

 

以上、マグロでした。

 

 

 

 Twitterで最新情報や新規ブログニュース情報を発信しています。

 フォローして頂けると励みになりますので、宜しくお願い致します。

 Twitter

 

研究ブログ

注目タイトル別一覧

Twitter でフォロー